【お悩み相談】まずは、不安な気持ちや焦燥感を乗り越える【ココロノマルシェ】

こんにちは!Ryokoです。

今日は、ココロノマルシェにお寄せいただいたご相談にお答えします!!

 

ココロノマルシェとは…

3ヶ月先まで予約の取れないカウンセラー根本裕幸先生の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーやコーチが、恋愛、夫婦関係、結婚、婚活、離婚、ライフワーク、仕事、お金など、幅広いジャンルのご相談に無料で回答致します!
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はじめまして。

33歳の男です。
鬱、パニックを持っています。

悩みは人が怖い、大人が怖い、社会が怖い
気持ちがあり
不安や、怯えを抱えて日々生きています。

恐らく、その怯えている、弱い自分でいる事が怖くて、が嫌で変えたくて
克服しようと無理をした為に、鬱になったのだと思っています。

私は小学生の頃に万引きで捕まり
親に厳しく怒られ
それからはずっと両親の顔色を伺って生きてきました。

中学生時代には、部活の一部の人にいじめにあいました。

また、覚えているインパクトのある事は
中学時代の部活で、電車移動中に
電車に乗り込んだ瞬間に、知らない大人の男性に足を強く蹴られました。
なんだか、おばあちゃんが乗り込むのを横入りしただかで、自分にはその自覚も全くないし、おばあちゃんの存在も気付いていなかったのですが、その後ずっと車内で何故か自分だけが怒鳴られ、学校を教えろだなんだ、脅迫され続けました。
周りの人が助けてくれる訳でもなく、部活の人達も怖いのか知らんぷり。
かなりインパクトに残った出来事です。

それ以来なのか、いつの間にか

凄く心配性で、人に怯えて気を使う
弱い人になっていました。

大人になってからは
会社の飲み会やら、人間関係やらが
やたらと不安で怖いと感じていましたが
恐怖感を堪えて、参加したりしていました。

で、数年前に鬱になりましたが
そのきっかけかはわかりませんが、その頃に職場の上司とソリが合わず、やることなす事あれこれ注意され、顔色を伺うようになったり、別の先輩に、言葉遣いが悪かったようで
裏に呼ばれて胸ぐらを掴まれたりした事がありました。

で、発症してから6年くらいで
今に至るのですが
仕事での接客(営業マンです)外出、電車などで、猛烈な不安や怯えが湧きます。
ですが、変に思われたくないので
なんとか抑えて、かろうじて生活しています。

人が怖い、大人が怖い、社会が怖い
気持ちを漠然と感じており
コソコソ怯えて生きており
見捨てられ恐怖もあり
無力感、無価値感もあり
自分に自信が持てません。

恐らく、そんな弱い自分が嫌で、
弱い自分でいると、また酷い目に遭いそうな気がして
見捨てられるような気がしたから
克服しようとして、強くなろうとして
ちゃんとしようと頑張って
人前では弱い自分を隠してしまうのですが
本当の弱い自分を隠していることに
限界が来たんだと思います。

その何も出来ない自分を晒すのは
本当に怖いです。

乱文すみませんが
ご回答、宜しくお願いします。

(がーすーさん)

 

がーすーさん、はじめまして。
ご相談いただき、ありがとうございます!

ここ1週間に投稿いただいているご相談、全てを拝見いたしました。
うつ病を患っている中、過去のご自分と向き合って、前に進もうとされていらっしゃるのがよくわかります。
長い間、本当によく頑張ってこられましたね。

文中にある「パニック」ですが、パニック障害のことを指していると解釈して、お話を進めていきますね。

まず私が一番最初にお訊きしたいのは…

夜、しっかり熟眠できてますか?
食事時に「美味しいものを食べたいな〜」という意欲や、「ごはんが美味しいな〜」って喜びはありますか?

この2つです。

 
うつ病や、パニック障害などの不安障害を患っている方は睡眠障害を伴っているケースが多く、睡眠時間は確保していても寝た感じがしない…。
また食事に関しても、出されたものを食べるけど味がしない…とおっしゃるケースが少なくありません。
がーすーさんは、いかがでしょうか?

人間が生きていく上で欠かせない睡眠と食事。
この2つが満たされていないと、うつ病の方でなくとも気分は落ちていき、次第に考え方や物事の捉え方にも影響が出てきます。

がーすーさんが、もしこの2つをクリア出来ていないようであれば、過去と向き合ってそれを解放するよりも、先に睡眠と食欲を改善し、そして、うつ病とパニック障害を寛解にまでもっていかれる事をおすすめします。


これらを改善していく上で、一番最初に力になってくれるのは、精神科医による薬物療法と精神療法だと思います。

がーすーさんは過去の投稿に、「何年か前に薬の服用をやめ」とありましたが、それは何故でしょうか?
症状が寛解したためですか?
それとも自己判断で断薬されたのでしょうか?
もし後者であれば、治療も途中でやめているという風に捉えられますが、いかがですか?
医師との相性が合わない、薬を飲みたくないなど、理由はいろいろあると思いますが、うつ病や不安障害の治療は、特に初期こそ薬物療法と精神療法(または主治医と連携の取れる臨床心理士やカウンセラーによる心理療法)のセットで活きてきます(もちろん、体をしっかり休めてあげてこそですが…)。
また、症状も右肩上がりに良くなる一方ではなく、良くなったり悪くなったり、「3歩進んで2歩下がる」くらいのペースで改善していきますから、焦りは禁物です。

がーすーさんが、この1週間で、カウンセラーの回答が付く前に4投稿もされているところを拝見しますと、かなりのツラさと焦燥感がおありだとお見受けします。

一般的に、うつの症状が寛解するまで、重要な決断は先送りするよう指導されることからも、やはり今は、本来ならしない考え方や物事の捉え方をしてしまう可能性が高いです。
今感じておられる恐怖心や無価値感も、症状が寛解したら、感じ方が変化しているかもしれません。
うつ病になった原因探しも含め、ご自身と向き合うのは、寛解後でも全然遅くないと思いますよ。

回復経過の傾向として、まずは不安や焦燥感が改善され、徐々にやる気や生きる喜び・生きがいなどを感じていくという段階がありますから、それを頭の片隅に置いておかれると良いかもしれません。

併せ、パニック障害については、高速道路やトンネルでパニック発作が起こるとのこと…。
これは、ご自身が運転中にということでしょうか?
もしそうだとしたら、危険すぎます。
ご自身のためにも、ご家族のためにも、また、他のドライバーのためにも、くれぐれも運転は控えてください。
どうかお願いいたします。


人は1人では生きていけません。
それは、依存も自立も関係ありません。

幸い、ご家族や職場の方々のご理解もあるようですから、今は人を頼って、うつ病とパニック障害を寛解させることから始めましょう。

長年ツライ中で自分と向き合い、懸命に生きてこられたあなたなら、必ずや克服できると信じています。