帝王切開・人工栄養と劣等感

こんにちは、Ryokoです。


先日は娘のハーフバースデーでした。
娘が生まれて6ヶ月ということは、私が切腹して同じだけ月日が流れたということで…。
しっかりケロイド予防をした甲斐あって、皮膚表面の傷口は割とキレイなんですが(レディケアっていうシリコンゲルテープ、オススメですよ〜!)
見えない内部はまだ突っ張るというか…、身体をグーっと伸ばすと、お腹に違和感があります。
反り返る運動が出来ひんのよ…。
完全に快復するまで、まだちょっと時間がかかりそうです。

そして、当時は「切腹じゃー!」「サレンダーじゃー!!」と気丈に振る舞っていた私の心は、本当は傷付いてたんやな〜ってことに気が付きました。
長いこと、ブログに書こうとしては止め、書こうとしては止めの繰り返しで…。
6ヶ月経って、ようやく「書こう!」って気になったので、ちょっとお付き合いください。

私の心にペッタリと貼り付いていたのは…劣等感でした。


私はお受験をして、国立の小学校に通っていました。
でも、もともとなんで合格したのかわからないくらい、私の受験対策は簡単なもので…。
なので、いきなり優秀な子ども達の中にポーンと入ってしまった私が勉強についていけないのは、ある意味当然の話。
もう、1年生の頃から既に落ちこぼれでした。
だから、

「周りのみんなが当たり前に出来ている事が、私には出来ない」

という劣等感が潜在意識に刷り込まれていて、それにまつわる「パターン」が繰り返される人生を歩んでいます。

そう、「パターン」って宿題みたいなもので、きちんと自分と向き合って手放さないと、「はい、やり直し!」っていつまでも神様から宿題を出される。
それは姿カタチを変えて、一見全然違う問題のように見えたりするけれど、向き合って掘り下げていったら「やっぱコレかーーーい!!」って問題で、いつもガッカリする。
「まだ終わってへんかったんか…」とね。

今回、「帝王切開」という姿で現れた劣等感。
同時に、自分が苦手とする「周りの人に助けてもらう」「流れに身を任せる」=サレンダーという課題もプラスしてやって来ました。

でもサレンダーに関しては、もう「そうするんや!」と決めて出産に臨んだので、どんどんSOSを出して助けてもらって、周りの人への感謝の気持ちいっぱいで退院したんやけど…。
切腹して出産したことに関しては、なーんかいつまでもモヤつく何かが残ってて。

「なんで私は、他の人が通常する産み方で出産できなかったんやろう…」

って心の中で呟いていて、気付いたの。

どんな産み方でも命がけやし、その違いに優劣なんてある訳がない。
頭ではわかってるねん。
でもね、「でも…」なんよ。

オペやから、希望していた夫の立ち合い出産は当然出来ない。
オペ室の前では、怖さに震えて自分の名前が言えなかった。
オペが始まると、意識がありながら開腹する怖さなのか、体温が下がってるからなのか、ずっと震えてた。
麻酔の気持ち悪さと出血の多さでめまいがするし…。
病室に戻っても、何時間か震えもめまいも治まらんかった。
翌日、身体を動かすのは激痛で、鎮痛薬飲んでもオペ日よりしんどかった。
トイレで初めてお腹の傷口を見た時、雑に剃毛された残骸と傷口の瘡蓋が痛々しく、なんとも言えない気持ちになって、声を出して泣いた。

それでもね、世間には、帝王切開を「楽して産んだ」って言う人がいるんだよ。
経験したこと無い人は、興味本位でいろいろ訊いてくるんだよ。
「お腹の傷は勲章や!」なんて無責任に言ってくるんだよ。

授乳に関してもそう。
母乳育児をしていること前提で話が進められていくの。

「おっぱいあげなアカンねんから、いっぱい食べるんやで!」
「しばらく大変やけど、夜は添い乳して乗り切って!」
「しっかり母乳あげないと、体型が元に戻らんよ!」
「母乳をあげればあげるほど、子宮筋腫はどんどん小さくなるから頑張らないとね!」

私の娘は、私の乳首から直接母乳を飲んだことがほぼありません。
口に含むと「おえええええーーー」と言って飲めなかったのです。
搾乳器で必死に搾り取って、哺乳瓶で飲ませていた母乳も、3ヶ月で止まってしまいました。
決して安くない、母乳に良いと言われるハーブティーを飲んだり、マッサージしたりもしたけれど…。
今は完全に粉ミルクを使った人工栄養で育てています。
「自分に出来ることをやって、それでも出ないなら仕方ない!」ってサレンダーするけど、やっぱり心に浮かぶのは

「周りのみんなが当たり前に出来ている事が、私には出来ない」

ね。
びっくりするくらい「他人軸」でしょ…苦笑


自己肯定感の低い子ども時代を過ごし、大人になって随分経って、師匠である根本さんに助けてもらいながら自分の心を育て直してきたけれど、
こんな風に終わってない感情がふと出てきたり、上がりつつある自己肯定感がちょっとした出来事で下がってしまったりする。

でも、それでいいんやよね〜。

そんな私も、「私」なんや。
神様からの宿題って、終わってない感情に目を向けさせることで、「出来ないことや、自分に『無い』ものに目を向けるのではなく、自分の魅力や才能など、自分に『有る』ものに目を向けてあげよう!」ってことを気付かせるためにあるのかも知れないね。
自分にとっては当たり前の事が、他の人から見たらすごい才能!ってこともきっとあると思う。
当たり前すぎて見えへんことって、結構あったりするからね。

人には言えるけど、自分のこととなると途端に出来なくなるんだよなぁ…汗


ちなみに、私が「自己肯定感が下がってるな」って感じた時にしていることは、

①師匠が私の魅力について書いてくれた「写経ペーパー」を見て、それを紙に書く
ストレングス・ファインダーの5つの上位資質について書かれている「私の強みレポート」を読み込む
③投影の法則を使って、周りの人の素敵なところをいっぱい見て、自分の魅力を確認する
④旦那に自分を褒めさせる

④は、褒められた魅力を素直に「受け取る」って練習にもなるから、女性性upにも繋がるしオススメ!笑
褒めてくれた内容については、「(わかってました)ありがとう♡」と受け取りましょう!!

パートナーじゃなくても、信頼してるお友達にお願いするのも良いと思う!
もちろん、カウンセラーの私も、あなたの魅力・才能をお伝えしていきますよ!!

でも、「お前どんなヤツやねん!?」「ホンマに自分のこと話しても大丈夫なん!?」って不安に思う方もいらっしゃると思うの。
なので、ぼちぼちモニター募集もしていこうと思ってます。

今回は(今回も)ただのドM記事でしたが、今、徐々に準備を進めてますので、またこちらでご案内いたします(なんか毎回言ってる気がするけど、ホンマに準備進めてます^^;)。

 

それではまたね!